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    2011

07.07

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(103)

 煌の車は閃と颯太が住むマンションに着き、雑談する場所が閃の部屋に変わった。
 車の中では運転席にいた煌も、部屋の中では颯太の隣に座り、「最近、会社はどうなんだ?」と親しげに語りかけ、ガッチリした腕を颯太の肩に回した。

◆2011年7月11日更新分へ続く


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リーマン物
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    2011

07.06

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(102)

「ほ、本当にそうかな?」
「本当にそうだよ」
 からかっているだけかもしれないが、思わず確認するとオウム返しに煌は答える。
 ―――では、閃は?
 閃は颯太のとなりのリアシートにゆったりと腰掛けたまま、その後、何も言わなかった。

              ◆◇◆


◆2011年7月7日更新分へ続く


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    2011

07.05

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(101)

 少しの間、車内はシーンとして、そして、煌と閃が同時に声を上げて笑いだした。
「……2人とも、ひどい……」
「いや、ここで笑われるのは愛されてる証拠だから」
 煌は力を込めて言う。

◆2011年7月6日更新分へ続く


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リーマン物
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    2011

07.04

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(100)

「オ、オレは、……―――ッ」
 言い返そうとしたが、途中で言葉に詰まる。
「なんだ?」
「……いや、いい」
「何遠慮してるんだ? 言おうとしたことは最後まで言え」
 完璧に閃の口調が怒っている。
 クールを装っていても、本当は頑固で自分の意志を押し通す閃に、抵抗するだけ無駄ということを知っている颯太は、
「……オレは、誰の言葉だって真に受ける……よ」と、消え入りそうな声で答えた。

◆2011年7月5日更新分へ続く


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リーマン物
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    2011

06.30

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(099)

「え? それはどういうことですか?」
 思わず聞き返すと、颯太はいきなり頭を殴られた。
 力は入ってなかったが、予期せぬことだったので、驚いて頭を抱えてうめく。
「うう……、何すんだよ、閃」
「いちいち兄貴の言葉を真に受けるな」

◆2011年7月4日更新分へ続く

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