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    2007

01.13

熱砂の覇王に愛されて

熱砂の覇王に愛されて

▲熱砂の覇王に愛されて

本日、発売ですv(*゜∀゜*)vィエィ☆
久々の文庫ということもあり、新人のつもりで一生懸命書きましたので、どうぞよろしくお願いします!

世にたくさん発売されているアラブ物ですが、実は、ダリア文庫さんとしては初だそうで、わたしも生まれて始めて書きました。
出来上がった本を見てみたところ、なんとイラストレーターさんの杉原先生も初めてアラブを描かれたということで、ビックリしました☆
フレッシュな雰囲気とラブ&スウィートてんこ盛りです(*^-^*)
砂糖菓子に生クリームとハチミツをかけたような甘~いストーリーと、頑張って書いたえっちシーンをお楽しみ下さい!

文庫のあとがきにありますように、作品を書いていく過程で必要ないと判断し、残念ながら割愛してしまった「主人公・桜太のパパから、桜太へ宛てた手紙」をブログに載せます。
そもそも不要になったものなので、実際の小説の内容に一部そぐわない内容も含まれます。
とはいえ、実際の小説の中では、既に亡くなっている為、何も語ることがなかった桜太のパパの肉声を垣間見て下さいな。


 愛する息子、桜太へ。

 桜太がこの手紙を開封するのは、ズバリ16歳だと見た!
 違ったかな?
 だが、たぶん正解だ。そうだろう?
 買ってあげたばかりの、真新しいランドセルを背負う小さな桜太の姿しか知らないパパだと思うなよ。
 パパはいつだって桜太の傍にいて、桜太の幸せを願い、桜太を愛し続けている。
 父親の息子への愛はいくら肉体が朽ちても普遍なんだ。
 もっとも、毎日、一緒に桜太と暮らしていたら、照れくさくて言えない台詞だったろうと思う。
 肉体という殻から解放された魂は、自由でいい。

 もっとも、パパは肉体という殻を着ていた頃も、恐らく世界でイチバン自由に生きていた。
 生まれこそアラブの小国の王の嫡男だが、ラッキーなことに石油を掘り当てて10年目に生まれた王子だった。
 だから、好きなことやったし、なんでも買った。
 思いつく限り、お金でできることはぜんぶやり尽くした。
 自分のことばかりでは飽き足りなくて、……これはとても難しいことだったが、イスラムの教義内容を改善し、社会福祉にも力を注いだ。
まだまだ力不足だったが、我が国の人々の生活が少しは楽になったんじゃないかと自負している。

 運命的に、パパは桜太のママに出逢った。
 生まれた時から持っていたもの、そして、自分が努力して得たものを、ママとの生活と引き替えにすべて捨てた。
 我が国を愛していたが、桜太のママが生まれ育った日本を、もっと愛してしまい、パパは祖国を離れた。

 ここでパパは、桜太にひとつの選択肢を残していく。
 もしも、桜太が、なんらかの理由でパパのことが必要になった時……、申し訳ないがパパには肉体がなく、もう桜太に触れたり話しかけたりすることはできない。
 だが、パパの祖国に、パパと同じ碧い目をし、金色の髪を持って生まれた弟がいる。
 彼を頼りなさい。


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熱砂の覇王に愛されて / 小笠原 あやの

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ダリア文庫『熱砂の覇王に愛されて』
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