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    2011

02.14

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(020)

◆◇◆

「焔がしつこい性格だってことは、颯太も知ってるだろう。声はしなくなったが、まだ外で待ち伏せしているかもしれない」
 閃の言葉に乗せられているうちに夜が更けて、颯太はうとうとと眠ってしまった。
 リビングルームのソファーで睡魔と格闘していたところまでは記憶が残っているのだが、その後は空白。
 ふと目を覚ますと、閃の寝室にあるキングサイズのベッドの上に1人で寝ていた。
(あれ? オレ、いつの間に閃のベッドを占領したんだ? ……今、何時だろ?)
 ベッドサイドテーブルに手を伸ばし、目覚まし時計を探すが見当たらない。
 颯太はベッドから起き出し、リビングルームへ戻る。
 閃は長身を折り曲げて、窮屈そうにソファーで眠っていた。

◆2011年2月15日更新分へ続く


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