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    2011

01.17

太陽が沈む時、切なく甘い雫が月から堕ちる(004)

 颯太は閃の指示どおり荷物を持ってマンションのエントランスを潜ると、エレベータに乗り7階のボタンを押した。
 そして、小さな溜息をついた。
(さすがに、閃に対して突っかかり過ぎかな………)
 今日は昼休みに、同僚の別れの現場を見て不愉快な思いをしたから、モヤモヤっとした蟠りが今でも残っていて、知らず知らずのうちに閃に当たっていたのかもしれない。
 どっちの部屋へ行く行かないで不毛な口論をするのはいつものことだが、今後は意識してそういう言い争いもなくしていこう。

◆2011年1月18日更新分へ続く


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